令和3年度研修会 開催案内
令和3年度小児慢性特定疾病児童等移行期医療支援者養成研修会
小児期から成人期への移行期にある小児慢性特定疾病児童等への適切な医療の提供に関する課題を解消し、移行期医療支援体制の構築を図るため、移行期医療に従事される方々を対象に、下記の通り研修会を開催しております。
本年度の研修会につきましても、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止を考慮し、オンデマンド配信にてご視聴頂く形式といたします。
※周知用チラシはこちら<研修会開催案内PDF>
【目的】
移行期医療に従事する方、ならびに今後移行期医療支援に関わってくださる方、関わっていただきたい方々を対象に、本年度は、「概論」「各論」「事例」「患者経験者の立場から」の4つのテーマから移行期医療支援に関する講義を配信いたします。移行期医療支援センターの設置・運営状況等についても情報提供いただき、各地域における移行期医療支援体制の構築および移行支援の推進を目指して企画しております。
【対象者】
移行期医療に従事する方(従事する予定の方も含む)、医師、看護師、ソーシャルワーカー、その他、医療機関職員、地域内の医療・保健・福祉関係者、自立支援員など
【開催方法】
オンデマンド配信
受講をご希望の方は、こちらの受講申込みフォームよりお申込みください。
ご登録メールアドレスあての自動返信メールにて、視聴用 URL をご案内いたします。
【配信期間】
3月18日(金)から3月31日(木)まで
概 論 | |
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1 | 「移行支援の必要性と重要性」(約27分) 東京都立小児総合医療センター 本田 雅敬 |
2 | 「移行期医療の概要」(約21分) 厚生労働省健康局難病対策課 課長補佐 江崎 治朗 |
各 論 | |
3 | 「移行支援の基礎となる自律(自立)支援」(約20分) 国立成育医療研究センター 生命倫理研究室長 掛江 直子 |
4 | 「医療機関における移行支援体制の構築」(約24分) 東京都立小児総合医療センター 本田 雅敬 |
5 | 「地域における移行支援体制の構築」(約22分) 国立成育医療研究センター 総合診療部 統括部長 窪田 満 |
6 | 「地域で生きる、地域を活かす移行医療支援 〜中核病院やクリニックとの連携〜」(約23分) 社会医療法人宏潤会だいどうクリニック 在宅診療部 杉山 由加里 |
事 例 | |
7 | 「かながわ移行期医療支援センターの設置経緯と特徴」(約16分) 国立病院機構箱根病院 神経筋・難病医療センター 院長 かながわ移行期医療支援センター センター長 小森 哲夫 |
8 | 「かながわ移行期医療支援センターの現状と課題」(約21分) かながわ移行期医療支援センター 三浦 雅子 |
9 | 「千葉県 移行期医療センターの立ち上げの経緯と現在の活動について」(約27分) 千葉大学医学部附属病院小児科/千葉県移行期医療支援センター 日野 もえ子 |
患者経験者の立場から | |
10 | 「慢性疾患児が大人になる支援~45年の患者経験から~」(約36分) 猪又 竜 |
11 | 「移行期支援~私の体験を通して感じること~」(約26分) 渡邉 真佐美 |
【受講後アンケート】
各講義を聴講されましたら、各講義動画に設置されている聴講後アンケートURLより、アンケートへのご協力をお願いいたします。
今後の研修会を企画する際の参考とさせていただきます。
【主催】
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
※本研修会は、厚生労働省健康局難病対策課による「令和3年度小児慢性特定疾病児童等支援者養成事業」により実施しております。
【お問い合わせ先】
国立成育医療研究センター内 移行支援・自立支援事業事務局
Mail: transition-support@ncchd.go.jp